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■京化■京都大学理学部化学科・京都大学大学院理学研究科学専攻

ノーベル化学賞受賞者ヨハン・ダイゼンホーファー博士による理学部学生のための講義
"Principles of X-ray Diffraction(X線回折の原理)"

講師:ヨハン・ダイゼンホーファー博士(アメリカ合衆国,テキサス大学ダラス校・教授)
日時:9月27日(火)第4限(14:45〜16:15)
場所:理学部6号館,301講義室  

ヨハン・ダイゼンホーファー(Johann Deisenhofer)博士は,1988年にノーベル化学賞を受賞した構造生物学者・タンパク質結晶学者です.博士は,ドイツのミュンヘン工科大学で物理学を学んだ後,同じくミュンヘンにあるマックス・プランク生化学研究所のロバート・フーバー博士の研究室で,タンパク質のX線結晶構造解析の研究を行い,ミュンヘン工科大学から博士号を授与されました.その後も同研究所で,タンパク質の構造の研究を継続し,1985年にはハートムート・ミヘル博士らとの共同研究で,膜タンパク質の最初の構造である光合成反応中心複合体の結晶構造解析に成功し,これがノーベル賞受賞の対象になりました(フーバー博士,ミヘル博士との共同受賞).その後は,テキサス大学ダラス校サウスウェスタン医学センターで,さまざまなタンパク質の構造と機能に関する研究を行っています1).このたびの来日の機会に2),理学部の学生の皆さんに,タンパク質の構造を決定する有力な方法であるX線回折法の原理および結晶学の基礎について,わかりやすい英語で講義して下さいます3).講義の内容の要旨は追って掲載し,当日は,講義に使う資料を印刷して受講する皆さんに配布する予定です.講義は,学部3回生以上を対象にした内容ですが,それ以外の回生や大学院生を含めて,多くの皆さんの受講を歓迎します.


1) ダイゼンホーファー博士の研究成果に関するセミナーは,9月26日(月)15:00から303講義室で行われる予定です.
2) 今回の博士の来日は,日本学術振興会の外国人著名研究者招へい事業(受入機関:京都大学)によるものです.
3) 今回は特別に1回だけの講義ですので,単位取得の対象にはなりません.

(連絡先:化学教室・生物構造化学研究室 三木邦夫)

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