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■京化■京都大学理学部化学科・京都大学大学院理学研究科学専攻

遺伝子動態学

准教授 白石 英秋

RNA Synthetic Biology

生物はさまざまな材料を合成し、しかも、比較的限られた種類の分子を組み合わせるだけで,驚くべき機能を発揮するシステムをつくりあげている。材料となる生体分子の構造と機能は、巧妙に制御され、高度な分子認識と自己組織化の能力を持つ。20世紀後半、「DNA二重らせん」の発見以降、これらについての膨大な分析・分解的な分子生物学・生化学の研究成果が蓄積された。

ポストゲノム研究の時代となった現在、世界的に、これらの成果を基盤として生体分子を「人工的に創り出す」作業をもとに、生命システムを再構築することを通じ、新しい研究分野の創出を狙う「シンセティック・バイオロジー」創成の気運が高まっている。生体分子を天然から抽出、または人工的に創成し、それらをモデュラー・ユニットとして組み合わせ、細胞機能を自在に制御する人工生体分子を創成することは、この新分野の研究目標の一つである。

以下に、RNA-タンパク質のデザインと実際に作成した分子の一例を示す。

RNA-タンパク質複合体(RNP)の分子デザイン
(青 RNA、赤 RNA 内のタンパク質と結合する部位、黄 タンパク質)
AFM(原子間力顕微鏡)で観察した実際のRNP

(最終更新日;2016年04月13日)

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