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有機化学分科遷移金属錯体を触媒とする不斉合成有機化学分科では光学活性遷移金属錯体を用いた触媒的不斉合成反応の開発研究を行っている。近年急速に進歩しつつある不斉合成研究は生体機能解明のための有力手段の一つになりつつあると同時に、生体反応に迫り、それを超える一般性の高い光学活性体の合成を実現する、現代精密有機化学の中で最もチャレンジングな研究領域となっている。中でも光学活性な遷移金属錯体を触媒とする不斉合成は反応機構的にもまたその実用性からも脚光を浴びている分野である。そのような触媒的不斉合成を実現するため、a) 新しい高立体選択的な不斉環境のデザイン・構築、b) 新しい触媒反応の開発、c) 触媒反応中間体モデルとしての有機遷移金属錯体の研究、を行っている。これまでに幾つかの概念的にも新しい効果的な不斉金属錯体を開発し実際の触媒反応へと適用することで新規な不斉合成反応を確立してきた。本研究領域はまだ若く発展途上にあり、研究の前線に携わる私たち自身にさえ予想できないほどのスピードで発展しつつある。
関連リンク:有機化学研究室のホームページ (最終更新日;2012年04月02日) |
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