固体物性化学分科
錯体化学と固体プロトニクス
金属錯体は、多様な触媒機能を有し、活性化エネルギーを下げることによって、反応に必要とするエネルギーを低減化している。また生体系では、多種の機能性錯体分子(イオン)により効率よくエネルギー代謝が行われている。
他方、水素は、クリーンなエネルギー源として「環境の21 世紀」を担うものと期待されている。材料科学分野では、水素が固体中に侵入し、結晶構造や組織を変化させ、特性を向上させるなど、水素が有能なプロセス機能を持つことが報告され、水素を積極的に利用しようとする科学・技術が注目されている。
我々は、金属イオンを有機配位子で架橋した金属錯体(配位高分子)を利用して、水素分離、水素吸着・乖離、水素酸化、プロトン伝導などが関わる、電子と水素の融合科学「固体プロトニクス」の創成を目指している。
さらに、新規機能性や物性の発現を目指し、無機化合群を中心として、低次元強相関電子系、強い負U相互作用を有する混合原子価物質、配位高分子、金属ナノ粒子、水素吸蔵物質、超プロトン伝導体、有機伝導体などの研究を行っている。
主な研究課題
関連リンク:固体物性化学のホームページ
(最終更新日;2011年04月01日)
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